vendredi 24 octobre 2003
アメリ
サントラ / 東芝EMI ★★★★★
ジャン=ピエール・ジュネ監督の作品て、 「大切に使い古された真鍮」っていうイメージが漠然とあって、 アメリも黄色味を帯びたノスタルジックな作品だった。
そして、そんな映像と絶妙に絡み合うこの音楽。
聴いていると、「アメリ」の画像のひとつひとつが目に浮かんでくる。
観ていない人でも、充分あの雰囲気を味わえると思う。
とても暖かくて、人間味溢れる音楽。音のおもちゃ箱のようだ。
まるで、40年前の宝箱を発見したアメリが、
または持ち主のブルドトーがそれを開けたときのような、
いい知れない懐かしさと感動がある。
それはきっと、スタッフの女性がかけていた Yann Tiersen の音楽を
初めて聴いたときのジュネ監督の気持ちにも通じていると思う。
映画「アメリ」の原題は、「アメリの想像を絶する運命」だけれど、
ジュネと Yann Tiersen もまた、すごい巡り合わせで
ひとつの素晴しい作品を作り上げることが出来たのだろう。
ジュネは偶然彼の音楽を聴き、Yann はそれまで友人にまわしていた
映画音楽の仕事を、ジュネの作品に共感を覚たからこそ受けたのだから。




