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音楽依存症 アーカイブ

jeudi 19 janvier 2006

宇多田ヒカルは、あんまり好きじゃない。

また朝になっちゃった。

さっきからずっと、あんまり好きじゃない宇多田ヒカルのベストを
エンドレス・リピートでかけている。あんまり好きじゃない。


あんまり好きじゃないのに、
虚しいときいつも聞きたくなるのは何故?

あんまり好きじゃないのに、
CD 持ってるのは何故?

あんまり好きじゃないのに、
全部の曲に、五つ星がついてるのは何故?
世の中、謎だらけだ。


宇多田ヒカル、絶対、あんまり好きじゃない。

たぶん、絶対・・・。

jeudi 8 décembre 2005

Les Ronds De Carotte - Thomas FERSEN

Les Ronds De Carotte
Thomas FERSEN


Thomas が手探りで彼の音楽を模索しているのが
伝わってくる、セカンドアルバム。

この頃から、ふだんなら早足で通り過ぎてしまうような、
気にも留めないようなささいなものや心の中の小さなつぶやきを、
豊富なボキャブラリー、巧みなユーモアと表現力で描き出していく
彼の日常のとらえ方は、わたしたちの視覚までも広げてくれる気がする。

彼の作品の中では、まだまだ試行錯誤中、"aux travaux" で、
出来上がりがどんななのか楽しみ、っていう段階かな。


トマ・フェルセン オフィシャルサイト
トマ・フェルセン ノンオフィシャルサイト

Le Bal Des Oiseaux - Thomas FERSEN

Le Bal Des Oiseaux
Thomas FERSEN


独自の世界を持つ、Thomas FERSEN のデビュー作。

フランスの批評家たちも絶賛したらしい。
このデビューアルバムで、見事フランスのレコード大賞
La Victoire de la Music の男性部門新人賞受賞!らしいけれど。。。

現在の彼の作品に比べると、かなり作風にばらつきがあって、
Jean-Jacques Goldman 風だったり、ポップス寄りだったり、
ベタなロックだったり、試行錯誤しているのが見てとれる。
チャンポンな感じでちょっと落ち着かない。

歌詞も、この頃はまだ青臭くて洗練されていないけど、
その分エネルギーは感じられるかも。

彼の軌跡をたどるのには必聴アルバムだけれども、
初めて Thomas という巧みな芸術家の世界をのぞき見る訪問者には、
わたしとしてはお勧めできない。

トマ・フェルセン オフィシャルサイト
トマ・フェルセン ノンオフィシャルサイト

samedi 4 décembre 2004

やっぱりビートルズ!The Capitol Albums, Vol. 1

The Capitol Albums, Vol. 1 The Beatles / Toshiba EMI ★★★★★

チープなコピーの紙ジャケ、大いに結構。 ミニチュアみたいでかわいいじゃない! これが、きちんとした画像の鮮明なジャケットだったほうが、 不自然な気がするんだけど・・・


確かに、BOX自体は他のアーティストのBOXSETと比べものに
ならないくらい薄っぺらでちゃっちいし、写真を切り貼りして色塗りました、
みたいなダサダサ手抜きデザインはいただけないけれど。
内箱もそれの使い回しだし!

せっかく出すんだから、せめてもっと紙ジャケの雰囲気に合わせた、
洒落たものにして欲しかったな。
まあ、アメリカだからしょうがないか・・・

CDとブックレットだけ残して、箱は捨てちゃおっかな、
と思っているのはわたしだけでしょうか?


でも、ビートルズの全アルバムを網羅した本で、
指をくわえて眺めてたキャピトル版が CD で聴けるなんて、本当に幸せ。
しかもステレオで。必死に買い集めた LP も、もうプレーヤーが
壊れて聴けないし、諦めてたのに・・・

音質などについては、詳しくはないので、
他の方のレビューにお任せしますが、曲によっては、
やっぱりUS版の方が迫力があったり、UK版の方が臨場感があったり、
さまざまな気がします。趣向の問題でしょうか?


とにかく、ミックス違い、テイク違い、ビートルズの作品なら
何でも聴いておきたいわたしにはこの4枚は絶対宝物になります!!
Vol.2 以降が発売されるのが待ち遠しいです。

mercredi 1 décembre 2004

ベスト・オブ・ベスト! Django Reinhardt

Swing de Paris Django Reinhardt / Proper Box ★★★★★

Quintette du Hot Club de France 結成の1934年から、 彼の亡くなる前年1952年までの、103もの珠玉のナンバーが この値段で聴けるなんて、絶対に買いでしょう。


これは、ただマスターテープから曲数だけを揃えた、
作りっぱなしの安物のBOX SETとは訳がちがいます。

4枚のCDにはそれぞれ彼の時代にあったネーミングがつけられ
(まだ44ページもあるブックレットを読破していないので
 詳しいことは分かりませんが)1曲1曲にいたるまで、
高価なベスト盤と同じように、レコーディングの日付けやメンバーなどの
正確な記録も記されています。

ブックレットも44ページとかなり充実していて、
貴重な写真、当時のポスターやチケットの画像まであります。

曲の方も、レビューにもある通り、
ステファン・グラッペリはもちろんグレン・ミラーや
コールマン・ホーキンスとのセッションなど聴きどころ満載。
音源は古いですが、アナログ世代のわたしには
ぷつぷつしたノイズもすごく落ち着きます。


とにかく、このBOXは入門者にもファンにもオススメできる
ジャンゴのベスト・オブ・ベストだと思います。

mardi 30 novembre 2004

Femmes de Paris, Vol. 3

Femmes de Paris, Vol. 3 Various Artists / Anthology ★★★★★

"Femmes de Paris" ... このタイトルからして、聴く前は、 もっとポップで甘ったるくてイエイエっぽい感じのコンピかと 思っていましたが、聴いてみたらこれがカッコイイ!!

フランス語の発音でも、こんなに力強くかっこよく歌えるというのは
まず驚きでしたね。『フランス版モッズ』って感じ。
Rock あり R&B あり、今では名前も記憶に残ってないようなアーティストが
多いんだけど、ほんとにどの曲も味があって
(中にはまったりしたポップスもあるけど・・・)踊りたくなりますよ。

紙ジャケットの質もつくりもデザインもかわいいし、
文句なしに「買い」だと思います。
特に、フレンチ好きには永久保存版のマスト・アイテムでしょう!

体で聴く、体に効く音楽

セレソン2 〜エセンシア・ブラジレイラ・プレゼンツ ★★★★★ オムニバス ルル・サントス セザール・コスタ・フィーリョ エヂソン・フレデリコ オス・オリジナイス・ド・サンバ オス・ビッショス イズマエル・シルヴァ

前作ももちろん最高に気持ちのいい音楽がぎっしりつめられていたけれど、 今回は一段とパワーアップしています。

サンバは「リオのカーニバル」のイメージやひとつの音楽ジャンルではなく
『ブラジルのエッセンス』である・・・
この『ブラジルのエッセンス』という言葉がライナーノーツや帯のあちこちに
ちりばめられていたけれど、サンバのリズムやソウルというのは本当に
ほとんど全てのブラジル人の骨の髄まで染み込んでいるのだろうと思います。

前作はサンバはもちろん、ボッサやMPBなどいろいろな要素を含んだ
ブラジル音楽が集められていたけれど、今回のこのアルバムは、
前作よりかなりサンバに傾倒して(敬意を払って)作られた気がします。
初CD化されたトラックもいくつか入っているらしいですよ。

このシリーズは、歌詞もなければ対訳もありません。
そんなもの必要ない、耳で聴け!体で感じろ!っていうことなんでしょうね。
とにかく、自信を持ってオススメできるアルバムです。

vendredi 26 novembre 2004

素敵なフランスのロックバンド。

Le Chemin KYO / Jive ★★★★★

フランスのロックバンドって、フランス語の発音からでしょうか、 どうしても単調だったり、逆にヤリスギだよってくらい芝居臭かったり、 敬遠していました。でも、フランスのいろんなアーティストの曲を CD にして送ってもらった時、彼等のこのアルバムのタイトル曲 "Le Chemin" が入ってたのだけど、今までにない疾走感ときれいなメロディ、 適度なピコピコ音に絶妙にのったフランス語がすごく気に入って、 アルバムを手に入れました。

アルバム全体を通してみれば、ほんとにいろいろな色を持ったバンドで、
エレクトリックだったりアコースティックだったり、
それがまたどれも切なげに「心の叫び」を歌うヴォーカルのやわらかい声に
合っていて、何度でも聴き入ってしまいます。

わたしは初期のレディオヘッドを思い出してしまうな。
あまり似てはいないけど・・・
久々に素晴らしいフランスのロックバンドに出会えてよかった!!
とにかく、KYO は絶対オススメです :)

心と体のスイッチ切り替えよう :)

セレソン 〜エッセンシア・ブラジレイラ・プレゼンツ オムニバス アルノルド・メデイロス エヂソン・フレデリコ タンバ・トリオ ホジーニャ・ヂ・ヴァレンサ アントニオ・カルロス&ジョカフィ  ★★★★★

Seleção ~セレソンというのは、ブラジル(ポルトガル)の言葉で セレクション、という意味ですから、サッカーのブラジル代表(セレソン)と、 セレクトされた上質な音楽というのをかけているのでしょうね。

これは、ここ最近続いているブラジル流行りにのせられた
そんじょそこらの安易なコンピではなく、
日本では手に入りにくい本当に良質の音楽ばかりが集められています。

このアルバムを聴けば、ブラジル人の日常が、
音楽なしでは成り立たないって、切に実感しますよ。
どんなに冴えない朝でも、これをおっきな音でかけてコーヒーを飲めば、
じっとしていられなくなるような感じ。

魂を揺さぶるとかそんな大げさなものじゃなくて、
のんびりと、でもきわめて自然に体を動かさずにはいられなくなるんです。
人間の体には、もともとそういうリズムが流れているのでしょうね。

かったるーい日ほど、勇気を出してポチッと再生ボタンを押せば、
陽気なメロディと爽快なリズムに、きっと心と体のスイッチも切り替わるはず!

mardi 2 décembre 2003

Carla Bruni

今日は、またまた大好きなアーティスト、Carla Bruni をご紹介。

これまたフランス人に勧められ、アルバムを送ってもらいました。
日本でいう“シャンソン”や“フレンチ・ポップス”ではなく、
落ち着いた大人の音楽。

一度聴いて、
ちょっぴりハスキーなとても心地よい彼女の声と、
アコースティックなサウンドのとりこになり、
聴き込んでいくうちにどうしても CD が欲しくなり、
ショップを探し回ったけれど見つからず、
ようやくアマゾンで購入しました。


別のフランス人のともだちいわく、Carla はもともとトップモデルで、
フランスではひとりの人間がいろいろなことに手を出す・・・例えば彼女のように、
モデルが歌を歌う、というようなことを嫌う傾向があるそうで、
Carla が CD を出すことになったときも、世間の目は冷たかったそうなのですが、
実際に彼女の歌声を聴いたとき、みんな唖然としたそうです。

それほど、彼女の歌声には、なにか人の心を惹きつけるものがあります。
歌っているという気負いなんてまったくなく、自分自身に語りかけているような、
その言葉ひとつひとつが、もう音楽になっている、という気がします。

それだけでなく、彼女はこのアルバム "Quelqu'un m'a dit" に収録されている
12曲のうち、なんと11曲を、自身の手で作詞・作曲しているのです。
残りの1曲はイタリアの曲を、彼女がフランス語に訳して歌っています。
2番では彼女はもとの歌詞イタリア語で歌っています。それから、
うち3曲は、彼女のつま弾くアコースティック・ギターが聴けます。

新しいCDも11月にリリースされるそうで、さっそく予約しました。
下に紹介した "Qu'est-Ce Que Tu Crois" が、そのCD [MAXI] です。
早く、彼女の最新の歌声を聴いてみたいです。

ケルカン・マ・ディ ~ 風のうわさ
カーラ・ブルーニ / V2レコーズジャパン/コロムビアミュージックエンタテインメント
ISBN : B0001LNP3M
★★★★★
Quelqu'un M'a Dit
Carla Bruni / Naive
★★★★★
Qu'est-Ce Que Tu Crois
Carla Bruni / Virgin Music

En savoir plus...

vendredi 24 octobre 2003

アメリの音楽。

アメリ サントラ / 東芝EMI ★★★★★

ジャン=ピエール・ジュネ監督の作品て、 「大切に使い古された真鍮」っていうイメージが漠然とあって、 アメリも黄色味を帯びたノスタルジックな作品だった。

そして、そんな映像と絶妙に絡み合うこの音楽。
聴いていると、「アメリ」の画像のひとつひとつが目に浮かんでくる。
観ていない人でも、充分あの雰囲気を味わえると思う。


とても暖かくて、人間味溢れる音楽。音のおもちゃ箱のようだ。
まるで、40年前の宝箱を発見したアメリが、
または持ち主のブルドトーがそれを開けたときのような、
いい知れない懐かしさと感動がある。
それはきっと、スタッフの女性がかけていた Yann Tiersen の音楽を
初めて聴いたときのジュネ監督の気持ちにも通じていると思う。

映画「アメリ」の原題は、「アメリの想像を絶する運命」だけれど、
ジュネと Yann Tiersen もまた、すごい巡り合わせで
ひとつの素晴しい作品を作り上げることが出来たのだろう。

ジュネは偶然彼の音楽を聴き、Yann はそれまで友人にまわしていた
映画音楽の仕事を、ジュネの作品に共感を覚たからこそ受けたのだから。

mardi 21 octobre 2003

可もなく、不可もなく。

Some Dusty Birdie / Kindercore ★★★

思わずジャケ買いしてしまいました。 淡々と歌う彼女の声は心地よいけれど、 曲調も淡々とし過ぎてどの曲も同じように聴こえてしまう。 なにかこう、ひっかかりがない。 だらだら過ごしたい日曜日なんかにかけておくのにはちょうどいいかも。

mardi 14 octobre 2003

今いちばん好きなエリス。


イン・ロンドン

エリス・レジーナ
★★★★★


彼女のアルバムは数枚持っていますが、その中でもこれが一番好き。
本当にのびのびと、力まずに歌ってると思います。

同じ1969年の "COMO & PORQUE" や、それ以降では、
もっと力強く迫力のある歌い方なんだけど。
曲もアップビートなものが多いし。

わたしは "IN LONDON" のほうが好き。
でも、もっとエリスを聴き込んだらまた変わるのかも知れないけど。
両手をぴょこっとさせて、羽ばたく前の小鳥みたいなエリスの
ジャケ写もすごくかわいい。

オムニバスに入ってた1963年の1曲
(Domingo Em Copacabana, これはめちゃくちゃ爽やかなエリスでした)と、
かなり堂に入った1969年以降のものしかもってないから、
その間のエリスが聴いてみたい。

さすが名盤・・・

ドミンゴ(紙ジャケット仕様) カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタ カエターノ・ベローゾ ガル・コスタ / ユニバーサルインターナショナル ★★★★★

まるで映画のひとコマのような、モノクロ写真の紙ジャケットは、 このアルバムの空気をすごくよく現していると思う。

若さを持て余し、自問自答し、行き場をなくして身を投げ出したような。
そして、口をついて出てくる歌は、途方もなく漠然としたものを
探し求めているけれど、答えは見つからない。
その声はけだるく、投げやりで、そして初々しい。
無意識のうちに二人以外の他のものを排除しているような感じさえする。

こんな独特な世界を持った音楽を聴いたのは初めてかもしれない。
聴いてはいけないような気がするのに、聴いてしまう。
不思議な世界だ。

カフェ・アプレミディ・バスティーユ

カフェ・アプレミディ・バスティーユ オムニバス / ビクターエンタテインメント アーネスティン・アンダーソン ボビ・ノリス ローズマリー・クルーニー ウッディー・ハーマン&ウッディーズ・ビッグ・バンド モニカ・リンゲス アリス・バブス

BGM として流しておくのにはまあ、邪魔にはならないけど、 それなら好きなアーティストのアルバムを1枚買ったほうが良かったです。

オムニバスってあまり好きじゃないんだけど、
自分の未知のアーティストを発掘したいと思って購入した。
でも、このアルバムからは、何の発見もなかった。
可もなく不可もなく、って感じ。好き嫌いもあるだろうけど・・・

とりあえず、スウィング全盛期の Jazz や Bossa Nova が好きなわたしには、
これといった収穫はありませんでした。

lundi 13 octobre 2003

いつもとはまた違った、でもビョークらしい作品。

Selma Songs Bjork / One Little Indian ★★★★★

映画での、ビョークの素朴で純粋で力強い演技にも度肝を抜かれたが、 音楽もものすごく良かった。

ミュージカルって、こんなところで?っていう場面で
歌い出すのが苦手だったけど、それも、
セルマの想像癖を考えたら、ごく自然なこと。


ビョーク独特のメロディと魂を揺さぶられるような声、
セルマの辛いことを覆い隠そうとするがごとく明るく前向きな詞、
その隙間からもれてくる悲しみ・・・

オープニングはオーケストラで厳かに奏でられるメロディが、
エンドロール(7曲目)ではビョークの歌声が加わる。
"New World"、映画を見た人なら、この詞を読んでさらに
セルマへのいい知れない想いが溢れてこない人はいないだろう。


ちなみに3曲目は、CDではレディオヘッドのトム・ヨークがデュエットしている。
この音楽は、ぜひ映画を観たあとに聴いてもらいたい。

vendredi 10 octobre 2003

6年間聴いても絶対手放せない音楽。

トランポリンズ トランポリンズ ★★★★★

これも、彼らのことは何も知らずに 得意のジャケ買いで手に入れたのですが、 これはほんとに大当たりでした!

どんなに疲れてても忙しくても落ち込んでても、
これをかけていればアッパーな自分が取り戻せる。

メロディもテンポも声も、すごくいいです。
最近のポップスってなんかみんな似たようで、
数回聴いて飽きちゃって、また違うのを買う、
っていうことが多いんだけど、
これはもう6年も聴いてるけど絶対捨てられない。
1曲も、好きじゃない曲はありません。

jeudi 9 octobre 2003

心が疲れたとき、ふと聴きたくなる音楽。

プレシャス・バーデン ソフィー・セルマーニ ★★★★★

とにかく、アコギの調べと彼女の歌声と独特な世界は、 何もかも忘れさせてくれます。 ひとつひとつの言葉をかみしめるように大切に、 ときにはつぶやくように歌ってる。 アレンジも、ひねってないのにすごくいい。 素直に心に響いてくる。

じっくり聴いていると、なんてきれいな発音なんだろう、って感動したり。
ただ音に身を任せていると、
なんにもない静かでプリミティヴな世界に解き放たれた自分を感じたり。


ファーストが気に入って、これもすぐ購入したんだけど、
落ち着いた感じのするこのアルバムのほうがわたしは好きです。

わたしが Bossa Nova にはまったわけ。

美しきボサノヴァのミューズ ナラ・レオン / ユニバーサルインターナショナル ★★★★★
ゲッツとアストラッドの "イパネマの娘” は大好きでよく聴いていたけれど、 Bossa Nova 自体にはちっとも興味がなかった数年前、 愛嬌のあるナラのモノクロ写真に一目惚れしてジャケ買いしました。

すごくわくわくしながら家に帰ってそっこう聴いて、
どんよりした1曲目があまりにもわたしがイメージしてたのと違って、
最後まで聴かないまま、また失敗か、とがっかりして
そのままほったらかしてありました。


今年になって、たまったCDの整理をしていたら、
またあのかわいいジャケットを発見。

久々に聴いてみようと思ってリピートでかけっぱなしにしてたら、
めちゃくちゃいいじゃん、このアルバム!!!
って、聴けば聴くほどどんどん好きになって、
今ではナラとわたしを引き離したあの1曲目さえも五つ星です。

何だか気分がもやもやしてるときにこれを聴くと、
ナラの声と世界にすっかり惹きこまれて、ゆったりした気分になれるんです。


それからは、Bossa のコンピレーションを買って、
ジョアンやアントニオ・カルロス・ジョビン、エリスなどの
素晴らしいアーティストたちを知り、すっかり Bossa にはまってます。
もうコンピレーションでは飽き足らず、
彼らの CD も1枚づつ買い集めているところ。


ナラや Bossa を知らずにこれからこのアルバム買う人は、
どうぞ1曲目にめげず、最後まで聴いてみて下さい。

これは、ナラのアルバムの中でも
Bossa のスタンダードな曲ばかりを歌っています。
気持ちのいい曲ばっかりで、お気に入りの1枚になることまちがいなしです!

samedi 5 juillet 2003

Thomas FERSEN

今日は、大好きなフランスの musicien, Thomas Fersen について。

Thomas FERSEN は、フランスのともだちに勧められた artiste です。
彼のすごいなあと思うところは、とても文学的な、芸術的な詞。
ともだちのフランス人も、Thomas の vocabulaire ははかり知れない、
といっていました。

Aujourd'hui, je vais vous parler de Thomas Fersen, un artiste français que j'adoooooooore.

Comme d'habitude, c'est un ami français (mais pas le même que l'autre fois) qui m'a fait découvrir Thomas FERSEN. Ce que j'apprécie chez lui, c'est la poésie de ses paroles. Selon mon ami, le vocabulaire de Thomas est aussi riche qu'original.


ほんと、我が道を行く、って感じのユーモアと皮肉、
ときに大人の男性のかわいらしさが入り混じった
ことばの群れに、これまた流行を追わない
ノスタルジックだったり民俗調だったりな曲と、
彼の独特のしゃがれ声が絶妙なバランスで流れていると、
本当に時間を忘れて聴きいってしまいます。
どのジャンルにも属さない、彼固有の世界があります。

リブレットを見たら、やっぱりオーラを発するかなりいい男でした。
ちょっと多めの胸毛が気になったけど。

Dans l'écriture de ses textes, il suit son propre chemin, plein de poésie, d'humour et d'ironie, avec parfois des tournures qui font tout le charme de ce grand garçon. Ses mélodies tantôt nostalgiques tantôt folkloriques qui ne se laissent jamais influencer par la mode, sa voix enrouée si particulière me font oublier le temps qui passe. Je crois qu'il a son propre monde qui ne fait partie d'aucun genre. Dans ses livrets, sur les photos, il apparaît plutôt bel homme, doté d'une forte aura, même si j'avoue que l'abondance de poils sur sa poitrine me gêne un peu :p


< Le Jour Du Poisson > 邦題「魚の日」は3枚目、
< Qu4tre > はその名の通り4枚目のアルバムなんだけど、
ファーストとセカンドを買えなかったのが残念。

買おうと思いつつ勧められた2枚をまず手に入れ、
それらに夢中になってるうちに、
まんまと在庫切れになっていました :'(

< Pièce Montée Des Grands Jours > という
多分最新のアルバムが今週中に届くはず。
すっごく楽しみです。

"Le Jour Du Poisson" est son troisième album, et "Qu4tre" est, comme son nom l'indique, son quatrième. Mais je n'ai que ces 2 disques, et je regrette tellement de ne pas avoir pu obtenir ses 2 premiers. Je comptais bien les acheter, mais j'ai commencé par ses 2 derniers albums, et le temps que je me plonge dedans, les 2 premiers étaient déjà épuisés... :'(

"Pièce Montée Des Grands Jours", son dernier album, doit m'arriver cette semaine. J'ai très très très hâte de l'écouter.


業界的なことや音楽的なことに疎いわたしですので
評論はできません。Amazon のサイトに、かなり詳しく
情報を書いてる人がいたので、そちらを参考にしてみて下さい。
それによれば、かなり一流のカメラマンやミュージシャンと
コラボレーションしてるらしいです・・・

絶対オススメの artiste です!

Moi qui ne suis pas bien renseignée sur l'univers de la musique, je ne peux vous donner plus d'informations, mais sur Amazon.co.jp, une personne qui semble s'y connaître à écrit un commentaire assez détaillé, ça doit être une bonne référence. D'après ce commentaire, Thomas a collaboré avec des photographes et des musiciens très célèbres... Par le lien ci-dessous, à la page de son album Le Jour Du Poisson, vous pouvez acceder au commentaire.

Bref, je vous recommande chaudement les albums de Thomas FERSEN !

< Le Jour Du Poisson > 魚の日
Thomas Fersen / Unknown Label
★★★★★
< Qu4tre > キャトル
Thomas Fersen / Unknown Label
★★★★★

lundi 23 juin 2003

Keren Ann

Keren ANN は、フランスの友人に2枚の CD を
プレゼントされたのがきっかけで知りました。

はじめはいわゆる『フレンチ・ポップス』との
イメージのギャップに馴染めなかったのに、今ではすっかり、
『なくてはならない2枚』になってしまいました。

彼女はアルバムを2枚とも Benjamin BIOLAY とつくっているのですが、
メロディも詞も美しく、話すように歌う彼女の発音はとてもきれいです。
歌詞を覚えて口ずさむのが心地よくて、
フランス語の発音の練習にもよいのではないかしら。
それから、Keren ANN は、Henri SALVADOR にも詞を書いています。

わたしはどちらのアルバムも大好きだから、
どっちがお勧めとはいえないのですが、彼の作戦は、
はじめにセカンド・アルバムの < La Disparition > を贈ってくれて、
わたしがそれをとっても気に入ったら、ファーストの
< La Biographie de Luka Philipsen > を贈ろうというものでした。
これが大成功。

たしかに、ファーストの方が少しクセがあるかもしれないけど、
そのぶんヤミツキになります。セカンドの方が、やわらかい感じです。

セカンドのタイトルにもなっている最後の曲 < La Disparition >、
dispariton とは、消失、というような意味なんだけど、
もちろんリブレットに対訳なんてないから、勝手な解釈で、
「傷心の女の子がやっと新しい光を見つけて生まれ変わる」という
ストーリーだと思っていたら、プレゼントしてくれた友人に
「これは自殺の歌」ときっぱり言われて、びっくりしました。

iTunes で再生回数をみたら400回ちかくてまたびっくり。
このアルバム自体、200回くらい聴いてるんですけど・・・
歌詞を覚えるためっていうのもあったんだけど。
( iTunes は、Mac OS の音楽再生アプリなんですが、曲ごとの再生回数や
 最後に聴いた日も分かるし、曲ごとのお気に入り度も設定できるんです!)

でも、ほんとにきれいなアレンジと、かわいいバックコーラスで、
消え行く前の女の子の歌とはとうてい思えない。
それとも、イメージは『フランダースの犬』の最後の場面にちかいのかな。
天使たちが彼女をつれて空高くのぼっていく・・・

この曲以外にも、彼女のアルバムには数曲の、命を絶つことしか
選択肢がなくなってしまうほど途方に暮れた女の子の歌があるんですが、
どれも美しいんですね。別にわたしは自殺論者じゃないんですが・・・

えんえん書いてしまいましたが、この感想じゃ役に立ちそうにないですね。
ちなみにジャンルは、ファーストが Jazz, セカンドが Pop になってましたが、
わたしはどれにもあてはまらないと思うな。
ぜひ聴いてみてください。

La Disparition
Keren Ann / EMI
★★★★★
La Biographie de Luka Philipsen
Keren Ann / EMI
★★★★★

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