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フランス流 アーカイブ

mardi 18 septembre 2007

パリジャン・パリジェンヌは冷たい? <3>

2度目のパリ・リヨン・ディジョンはひと月滞在した

そのときわかった。
ここに住むひとびとは、とても正直で、親切なんだ。

頼みごとをしても、自分が最後まで責任をとれないことには
どんなに困っていても、親しくても、絶対に Oui. といわない。
ハッキリ「無理だ。」と答える。

でも、彼らがもし Oui. といったなら、
そのときは、最後の最後まで、とことん力になってくれる。
今まで知り合ったフランス人は、みんなそうだった。


ちょっぴりつき合っていた Nicolas は、
(アンちゃんのともだちとは別の Nicolas)
モンパルナスの駅で突然置き去りにされて別れたあとも
わたしがディジョンに発つ日の前夜には
「あの荷物をひとりでもてるのか?」と電話がかかってきて、
朝の8時に迎えに来てくれた。

準備ができてなくてギリギリになってしまったのに
でーっかいスーツケースと重いボストンバッグ、
両方もって TGV のホームまでいっしょに走ってくれた。


これはひとつの例だけれど、
そんなふうにとりあえず「いいよ。」っていうのができない
率直さと本当の意味での責任感が、
彼らを「冷淡だ」だとか「つっけんどんだ」と
思わせるのだろうか・・・なんてよく考える。

実際、フランスの雑誌でも、どこかの調査で
「フランス人が世界の中で冷たい国民ナンバー1に選ばれた」
なんて記事がでっかく表紙になっていたのを見かけた。


あそこには「お客さまは神さまです」なんて考えもない。
接客なんかも対等で、ぶっきらぼうだ。
日本のような、過剰なサービスはない。
サービスを提供する側・受けとる側というだけの話、お互いさまなのだ。
観光客であふれかえる有名ブランド店なんかは別として。


わたし自身、「オッケー!」といっておきながら
途中で無理になってドタキャンすることがよくある。
そのほうが、よっぽどタチが悪い。
2度目のパリ・リヨン・ディジョンはひと月滞在した。

そのときわかった。
ここに住むひとびとは、とても正直で、親切なんだ。

頼みごとをしても、自分が最後まで責任をとれないことには
どんなに困っていても、親しくても、絶対に Oui. といわない。
ハッキリ「無理だ。」と答える。

でも、彼らがもし Oui. といったなら、
そのときは、最後の最後まで、とことん力になってくれる。
今まで知り合ったフランス人は、みんなそうだった。


ちょっぴりつき合っていた Nicolas は、
(アンちゃんのともだちとは別の Nicolas)
モンパルナスの駅で突然置き去りにされて別れたあとも
わたしがディジョンに発つ日の前夜には
「あの荷物をひとりでもてるのか?」と電話がかかってきて、
朝の8時に迎えに来てくれた。

準備ができてなくてギリギリになってしまったのに
でーっかいスーツケースと重いボストンバッグ、
両方もって TGV のホームまでいっしょに走ってくれた。


これはひとつの例だけれど、
そんなふうにとりあえず「いいよ。」っていうのができない
率直さと本当の意味での責任感が、
彼らを「冷淡だ」だとか「つっけんどんだ」と
思わせるのだろうか・・・なんてよく考える。

実際、フランスの雑誌でも、どこかの調査で
「フランス人が世界の中で冷たい国民ナンバー1に選ばれた」
なんて記事がでっかく表紙になっていたのを見かけた。


あそこには「お客さまは神さまです」なんて考えもない。
接客なんかも対等で、ぶっきらぼうだ。
日本のような、過剰なサービスはない。
モノを提供する側・受けとる側というだけの話、お互いさまなのだ。
観光客であふれかえる有名ブランド店なんかは別として。


わたし自身、「オッケー!」といっておきながら
途中で無理になってドタキャンすることがよくある。
そのほうが、よっぽどタチが悪い。

もちろん、日本人でもナニ人でも、面倒見のいい人はいる。
でもやっぱり、それぞれ国民性や風習・文化や考え方に
ちがいがあるっていうのは事実。


「いいよいいよ!」なんてカンタンにいうことはできるけれど、
最後まで相手の未来に責任は取れるはずもない。

だから、そういうところでは、
フランス人っていうのは信頼できるひとびとなんだと思う。
もちろん、日本人でもナニ人でも、面倒見のいい人はいる。
でもやっぱり、それぞれ国民性や風習・文化や考え方に
ちがいがあるっていうのは事実。


「いいよいいよ!」なんてカンタンにいうことはできるけれど、
最後まで相手の未来に責任は取れるはずもない。

だから、そういうところでは、
フランス人っていうのは信頼できるひとびとなんだと思う。

lundi 17 septembre 2007

パリジャン・パリジェンヌは冷たい? <2>

パリのメトロの入り口には、そこここにとびらがある。

どんなに朝の忙しい時間でも、次のひとが通るまで、
パリのひとびとはドアを押さえて待っている。

結構距離があるな、ってときも、待っていてくれる。
とびらは後ろのひとにバトンのように渡され、
それが延々つづいている。

メトロに限らず、デパートでもブティックでも、
とびらがあれば、押さえて待っていてくれる。

それが条件反射なのかもしれないけれど、
わたしはこの「次のひとにバトン・タッチする」的な行為が好きだ。

日本ではあまり考えられないことだ。
もちろん、そういう習慣をもつひとたちも多いけれど、
すぐ後ろにいるのにバタンと閉められて、
とびらが鼻先をかすめてギョッとすることも少なくない。


本質的に、わたしはフランス人の国民性というか、
考え方が大好きだ。

初めてのパリ旅行では、最初の3日間はものすごくブルーだった
わたしが日本人だからって、バカにされている気さえした。
ことばも通じなかったし、プチ・パリ症候群だった。


でも、4日目あたりからかわってきた。
自分が日本人だからって、なんて考えるほうが差別じゃないか。

そう思ったらだいぶ気が楽になって、
お店に入ったり、ひとにものを尋ねるのがものすごく楽しかった。
お気に入りのブティックもできて、片ことでおしゃべりした。


つづく・・・

パリジャン・パリジェンヌは冷たい? <1>

パリのひとびとは冷たい。
あちらこちらでこんなことばを目にする。
本当にそうなのだろうか?

ある意味、そうなのかもしれない。


ある日、アンちゃんの来日中に電車に乗っていた。

ひとりのサラリーマンが、居眠りしていたのか酔っていたのか、
混雑している電車の通路で転がった。
まわりの男の人が3人がかりで起こすのを手伝っていた。
同僚でもなさそうだ。

転んだサラリーマンのおでこから血が出ていた。
メガネが片いっぽずり下がっていたから、それで傷つけたらしい。

「だいじょうぶです、だいじょうぶです、
 すいません、ありがとうございます。」

とサラリーマンは申し訳なさそうにしていたけれど
ひとりの男の人は最後まで手を貸しながら、電車を降りていった。


アンちゃんは、この事件にいたく感激したようだった。

「パリのメトロなんかでは、あんなひといないよ。
 みんな知らんぷりさ。」

「ええー?日本だっておんなじだよ。
 わたしが高校生のころ、立ったままいねむりして
 尻もちついたけど、みんなジロジロ見るだけだったよ。」


おなじく高校生だったとき。

朝の通勤ラッシュでパニック発作で倒れたときも、
目が覚めたら、スカートがめくれちゃってパンツ丸出しで
駅のホームでひっくり返ってたのに、
みーんな知らんぷりで足早に去っていった。

それから、満員電車に乗れなくなったのはもちろん、
途中で降りることのできない快速は、
どんなに遅刻しそうなときでもさけるようになった。


でも・・・。
そういえば、酔っぱらってるひとに手を貸したり、
貧血っぽい女性に声をかけているひとはたまに見かける。

わたしもいちど、過呼吸になりそうだったとき
スーツ姿のひとが心配してやさしいことばをかけてくれたので
気が楽になっておさまったことがある。

でも、パリにだっていい習慣はいっぱいある


つづく・・・

(おじいちゃんのことは、今日は書く気分ではないので
 またの機会につづきをかきます)

vendredi 14 septembre 2007

アンちゃんが日本にくるよ!!

ひさびさに朗報です♪

アンちゃん、ワーホリ・ビザで
(フランス語では Visa Travail-Vacances ね)
10月に日本にくることが決定しました♪♪♪


9月末までは日本語学校だから
それが終わったらパリのアパートを引き払って、
やく半年、ぽってぃんの卒業まで日本に滞在してくれます。

そのあいだにみんなで民族大移動の準備、
いっしょにフランスに帰ります!!


っていってもね。
フランス、フランスって、よろこんでいるわけでもないんだ。

シーフードと海藻とネギ(ポワロでは代用できなかった!)は
わたしの食生活には不可欠だし、もっといえば
納豆と海苔と万能ネギとシソやミョウガ、にんにく、
(むこうでは生のニンニクが見つけられなかった・・・不思議。)
薬味は絶対はずせない。

もっともっといえば、おにぎりもインディカ米じゃ
おいしくないから、高くて少量パックの日本米買って
なんとか過ごしてたし・・・

いちばーん心配なのが食生活だな。


もちろん、両親も若くないから心配で
ずっとずっと、いまだに助けてもらっている分
両親が年をとったら力になりたいし、そばにいたい。
親離れできてないな。


なので、アンちゃんとは、結婚が決まったときの条件で
いまは経済的にも物理的にも無理だけど、
生活が安定したら、たとえば3年ごととかに
フランスに住んだり3年は日本に住んだりしたいっていった。

もちろん、アンちゃんを産んで育ててくれた
アンちゃんのご両親ともそばにいたいってのは同じだから
むずかしいけれどできるかぎりのことはしたいです。
アンちゃんの家族って、ものすごくあったかいんだもん。


だから、わーいわーい!ってフランスに行くわけじゃなくて。

最初はもちろん、「フランスに住める!」って下心もあったけど
現実をみてきて、そうじゃないんだって思った。


国際結婚ってめんどくさい。
いろんなしがらみとか、手続きとか。

だけど、アンちゃんもぽってぃんやわたしの家族と話したくて
日本語学校に通い始めたわけだし、わたしものらくらしてらんない!


うーん、やる気になってきた♪

そうそう、昨日、適応障害について調べてたら
ちょっと気になる記事を見つけたのでご紹介したいと思っています。

それじゃね!!!

jeudi 13 juillet 2006

ジダンのインタビュー・・・

今朝見た TF1 での Zizou のインタビュー。

もう要約されて記事になっていますが、
自分でぜひ、尊敬する彼のひとことひとことを理解したくて、
微力ながらもインタビューの一部始終をディクテしてみました。
日本語とフランス語でのせてます。

よかったら、ここから読んでみてください。


真相が明らかになっていないうちから、
ジダンの暴挙(なんですか??)が許せないとか、
フランスを率いたワールドカップの決勝で、
たとえ侮辱されたにせよ、サッカー選手として、
絶対にあってはいけないことだ、なんて
テレビでさも分かったように発言していたかたたち。

「ちょっとしたきっかけでついカッとなっただけで、
 たいしたこといわれてないんじゃ?」
なんてみんなの見てるワイドショーでいってたあなた。

あれが「絶対」にいけないとなぜいいきれるのか、
彼のことばを聞いてもうちょっとだけ考えてみてほしいです・・・


まだ半分しか終わっていません、
そして、完成してここに載せられるのは4分の1・・・
一睡もせずにがんばったけど、まだまだ力量不足です。


読んでくださるかたで、まだインタビューを見ていないかたは、
わたしのつたない日本語訳を読むだけじゃなくて、
ぜひ TF1 にいって彼の表情、口調を感じとってほしいのです。


P.S.
ごめんなさい、ちょっと仮眠とります。
コメントのお返事待っててね。

mercredi 12 juillet 2006

Zizou va parler...

えっと、Zidane のインタビュー、CANAL+
フランス時間17:40(日本時間午前2:40)から放映ですが、
有料チャンネルなので en direct では見れないそうです・・・残念。

でも、情報は早いでしょうね。
実はもうインタビューは録画されているそうで・・・

ただ、この Canal+ は Zizou のスポンサーでもあるので、
Canal+ の宣伝目的の可能性が高いからなぁ・・・との噂も。
(つまり、番組自体それほどシリアスなものかどうかは???ということ)

というわけで、さっきのコメント撤回。
フランス中が、この話題でもちきりだそうです。


ちなみに、ココのサイトもとても情報が早いと、アンちゃんより。
(フランス語です)

  365 accès illimité au football - La Une

ニュース速報でした。

lundi 10 juillet 2006

悪魔のささやき。

嗚呼、ジダン!!!

Mais qu'est-ce qui t'est arrivé ??

とてもとても悲しい最後だった。
いったいあなたは何をいったの Materazzi ???

あの寡黙な男の、無言の頭突き。
ただごととは思えない。

もちろん、アタマを出したのはよくないけど、
試合の最後までふんばってほしかったけど、
ことばの暴力ならなんでもありなのか・・・・・泣けてきた。

こんな引退って、あんまりだよ。
最後にいいプレー見せてくれてるなぁって、
まじであらためて見惚れてたのに。
またモヤモヤだ。
また腹こわしそうだ。
今日もまた寝倒そう・・・


パリの競技場ではファイナルを見ていた観客でまた乱闘が起きて、
男性が刃物で刺されたりしたらしい・・・厳戒体制だそうです。

vendredi 7 juillet 2006

L'Ile de la Cité

もうちょっと・・・

*** シテ島とかメトロとか ***


Le Pont au Double

*** 日本語名知りません ***

Le Jardin du Luxembourg

しばらくお待ちください・・・

*** リュクサンブール公園 ***


dimanche 2 juillet 2006

やるじゃん、ジダン!!!

キャーーーーー!!!
BRAVO LES BLEUS !!!!

信じられない・・・
フランスが勝ったなんて信じられない・・・
それを見てなかったなんて、もっと信じられない・・・


とりあえず、興奮がおさまったらまた来ます。

lundi 1 mai 2006

フランスの桜ですよ♪

Mieux vaut tard que jamais !!
「遅くても、永遠にやらないよりはマシ」

なんていいわけをしつつ・・・
今さらだけど、アンちゃんからパックのころに送られてきた写真を。

だって、すごくきれいなんだもん!
どうぞ、日本ではすでに散ってしまった桜の花を、ご堪能ください♪



お天気は悪いけど、なんておおらかな景色!


これ、桜ですよ・・・ね・・・?

うう、あんまり自信がない。


これはなんの花?花の名前くらい、覚えたい。女性として・・・


うーん、きれい!!


アンちゃんの伯父さま伯母さまの田舎家。
彼らは、とても素敵なアーティスト。
この古いワイン蔵の感じもいいし、お花もきれい・・ピンクの、見えますか?

ここは Bossay と呼ばれてる町。
(彼らは道の名前なんかで呼ぶので、ほんとうに地図上にある名前かは不明)
とっても静かで自然がいっぱいで、素敵なところです。

mardi 18 avril 2006

さあ、たまごを探せ!!

パック(イースター)の日曜日 - その2
Le dimanche de Pâques Nº2


でも、子どもたちがきたら、それもぜーんぶおあずけ。
なぜなら、そのとき、たったひとつの大切なこと・・・それは

 パックの鐘たちはもう通った?

Mais une fois que les enfants arrivent, on doit tout laisser de côté car la seule chose qui compte à ce moment-là, c'est :

 Est-ce que les Cloches de Pâques sont passées ?


そしてどうやら・・・通ったぞ!
今年もぼくらはツイてるぞ!

で、いつもみたいに、パックの鐘たちはプレゼントを置くために
家の中に入ってくるという努力はしなかったよ。
(煙突から入ってくるとか。サンタクロースがするみたいにね)

鐘たちは、無造作に空からプレゼントを投げたんだ。
ばらばらとね。

Et il semble bien que… OUI ! Cette année encore, on a de la chance ! Et comme d'habitude, les Cloches ne se sont pas données la peine d'entrer dans la maison pour déposer les cadeaux (en passant par la cheminée, comme le fait le Père Noël); elles les ont négligemment jetés du ciel, en vrac !


ラッキーなことに、そんなに遠くには落ちなかったよ。
でも、プレゼントを踏んでしまわないように、
気をつけて歩かなくちゃ・・・。
もちろん、チョコレートでできたやつさ。

Heureusement, ce n'est pas tombé trop loin. Mais il faut faire attention où on met les pieds pour ne pas marcher sur des oeufs… en chocolat bien sûr.

そぉーっと、そぉーっと、気をつけて!

上を見上げるってことも、忘れずにね。
だって、いくつかの包みは木の枝とか、茂みの中に
ひっかかったままだからね。

Il faut aussi savoir lever le nez, car certains paquets sont restés accrochés dans les buissons ou aux branches des arbres.

そう、空からばらまくのだからこんなところにも!

さあ、たまごレースの始まりだ!
これは、プレゼントがそれぞれのスリッパに届いてる
ノエルとは全然ちがうところ・・・。

パックでは、プレゼントを見つけなくちゃいけないんだ。
できれば、ほかのみんなよりも早く、ね。

だから、よく探さなくちゃいけないし、
そんなにいつも簡単にはいかないんだ。

La course aux oeufs commence ! C'est la grande différence avec Noël, où les cadeaux arrivent dans les chaussons de chacun ; à Pâques, il faut trouver les cadeaux, et si possible avant les autres. Alors il faut bien chercher, et ce n'est pas toujours si facile.

プレゼントを探すのに必死のクロエ。上を見てごらん!

それから、プレゼントを1カ所に集めるために走らなきゃならない。
それからそれから、またくまなく探す、そしてまた走る!

Et puis il faut courir pour rassembler les cadeaux. Et puis encore fouiller, et à nouveau courir.

クロエ、走る!すっごい真剣でかわいい♪
あらあらアルテュール、急いでるのはわかるけど、 投げたらたまごが割れちゃうよ!
みんなあっちにこっちに、走る走る!
パックに限らず、走り回るのは彼の得意技。

もうあとは、パックの鐘たちに、ぜんぶのプレゼントのこと、
思いきり感謝するだけ。

それから、もういちど、大人たちと一緒にぐるっとひとまわり。
大人たちは、忘れられたたまごがどこにかくれてるか、
ちゃんと覚えてるからね!

Il ne reste plus qu'à remercier très fort les Cloches pour tous ces cadeaux... et puis on refait un petit tour avec les grands, qui savent toujours où se cachent les quelques oeufs qu'on a oubliés.

わーい、たくさんのプレゼント、リュカも抱えきれない!
さすがに疲れて、チビッコたち呆然・・・

これほどの感激のあとに、ぼくたちはやっとテーブルにつける。
でも、チビッコたちはもうそれほどおなかがすいてないんだ。
だって彼らは、自分たちのチョコレートでできたプレゼントを
もうつまんじゃったからね!

Après tant d'émotions, on peut enfin passer à table. Mais certains n'ont plus très faim, car ils ont déjà grignoté leurs cadeaux en chocolat !

あらあら、もう立ち上がってるし・・・

Pâques(イースター)の準備。

今日は、アントワーヌくんからのメールを訳しつつ、
フランス(マイエ家)でのパックについて、見てみましょう♪

パック(イースター)の日曜日 - その1
Le dimanche de Pâques Nº1

今日はパックの日曜日!
法王がローマで「ローマのみなさん、世界のみなさん」と
演説しているあいだ、みんな家の中でせっせと準備に励んでる。
なぜなら、たくさんの家族たちが集まるのを待っているから。

Aujourd'hui c'est le dimanche de Pâques !!!
Pendant que le Pape prononce sa bénédiction « Urbi et orbi » à Rome, on s'active dans la maison, car on attend du monde, beaucoup de monde.

ふたつのテーブル・・・ひとつはチビちゃんたちに、 ひとつは大人たちに用意する。

On prépare deux tables : une pour les grands et une pour les petits.

ふたつとも、たまごににわとり、カモ、 うさぎなんかで飾りつけする・・・チョコレートのね。 でも今のところ、デコレーションを食べちゃうのは、ダメ!

Elles sont toutes les deux décorées avec des oeufs, des cocottes, des canards, des lapins… en chocolat. Mais pour l'instant, interdit de manger la décoration !

昼食には、ママンがふたつの大きな「パテ・ドゥ・パック」と 伝統的なひつじのもも肉・白と緑のインゲン豆添えを作ったよ。   *「パテ・ドゥ・パック」とは、ゆでたまごをひき肉でくるみ、   さらにパイ皮で包んでオーブンで焼いたもの(上の写真)

Pour le déjeuner, Maman a prépardé deux énormes pâtés de Pâques, et le traditionnel gigot de mouton, accompagnés des ses haricots (blancs et verts).


いいなぁ・・・おいしそう! いや・・・楽しそう!

ちなみに、カトリックでは、パックは1年の中でも
ノエル(クリスマス)の次に大切な行事なんですって!

シャルノワールの庭で。


これがフランスの桜!Les cerisiers


ククー。パックの花だそう。Du coucou


パクレット。これも、パックの花。Des pâquerettes


jeudi 13 avril 2006

指輪はタブー?その3

いや・・・その・・あの・・・・
ホントに、たいしたオチがないんですけど。

最初にいっときます、ごめんなさい!!

*****

で、パリではふたりで、毎日のように大型デパート grands magasins から
ちっちゃな宝石店、アクセサリー・ショップ、いろいろまわったんだけど
どこにも「ステディ・リング」なるものが置いてない!

純金製やプラチナ製、ダイヤなんかのついた高価な
エンゲージ・リングやマリッジ・リングの類はどこにでもあるのに、
シルバーでもなんでもいいから、ふつうの、
「ペア・リング」がどこにも存在しないのです・・・。


やっと、Printemps で見つけたのは、
ちょっと高めのブランドもの。もちろん、素材も高価。
それでいいかな、と思ってサイズを見てもらったら、全然ない。
わたしは骨のように指が細いので、
3サイズも4サイズも上のものからしか扱ってない。

直しに出すにはえらく時間がかかるらしくって、
(フランスだし?)見つけたときにはもうあと3日で帰国、
結局泣く泣くあきらめました。

せっかくアンちゃんも乗り気だったのに、おあずけ・・・。

日本ではバカみたいにペア・リングが氾濫してて、
そこら辺で簡単に手に入っちゃうから、
そんな感覚で期待したわたしがアホでした。


それで、2ヶ月後にアンちゃんが初めて来日したとき、
もう失敗しないようにと、2日目からいろんなお店を物色。

結局、ふつーうに丸井で買うことに。

さすが日本、サイズも品揃えも豊富!!
さんざん見て回ったあげく、シンプルでフラットな、
大小3本のラインが彫られたものに決めました。

お店のお姉さんが名前を彫るのに、
工場に出すとキレイにできるけど1〜2週間かかるといわれ、
タイムリミットの迫ったわたしたちにはまたショック・・・。

でもそのお姉さん、状況を察知して
「工場のようにキレイにはできないけど、
 わたしががんばって彫ってみますね♪」といってくれました。
めちゃくちゃうれしかったーーー!

約束の1時間後に行ってみると、なんのなんの、
ふたりの名前がすっごくキレイに彫られてる!
あまりの感動とお姉さんの優しさに、泣きそうになっちゃいました。


どうしてもお礼がいいたかったんだけど、
彼女は掘り終わってから休憩に行ってしまったらしく、
しばらく待っていても会えませんでした・・・。


アンちゃん、フランスに帰ってから
「いつの間に結婚したんだ?」とか質問攻めにされたらしいけど、
ステディ・リングの存在をみんなに吹聴してまわってるらしい。

でも、永遠の愛を誓ってから、っていう
フランスの伝統ってのも捨てがたいけどね。


・・・・・。

すいません、みなさんの期待してるようなオチはありません♪
(ヘルメットかぶるので何でも投げてください)

lundi 10 avril 2006

指輪はタブー?その1

その昔、おつきあいしていたフランス人男性に
「おそろいの指輪を買わない?」と提案したら、
「それは無理。今はそこまで考えられない」と頑なに拒まれ、
なにもそこまで真剣に答えなくても!
わたしだってそこまで考えてないし!と
ケンカになったことがありました。


あまりにもムカついたのとショックだったのとで
すぐさま Stef に電話して、
「そんなにムキにならなくてもいいと思わない?」と
同意を求めたのですが・・・

「ばかだなあ、なんで指輪の話なんかしたんだ。」
と逆に呆れられてしまいました。

「なんで?指輪の話って、タブーなの???」
そのころ、フランスでのおつきあいや結婚について、
無知だったわたしにはちんぷんかんぷんでした。

なぜ、フランス人が指輪に対してそんなに過敏に反応するのか、
不思議でたまりませんでした。


そのとき、Stef におそわりました。
フランスでは、指輪の交換は、婚約のときと結婚のときにしか
しないもので、指輪の話をするということはつまり、
乱暴にいえばプロポーズしているようなものだということ。

宗教にも関係するのでしょうけれど、
婚約でさえ、口約束ではできずに、式の日取りなどが
全て決まったうえで初めて、婚約ができるんだ、
とはアントワーヌくんから最近聞いたこと。
ちなみに彼の一族はカトリックです。


でも、それを知ったあとでも、なぜかわたしにとって、
指輪は大切な愛の証でした。

母からもらったシンプルな結婚指輪も、
ずっと肌身はなさずつけているほど、わたしにとっては
とてもとても大切なものだったのです。

mercredi 5 avril 2006

これが「4月の魚」!

ほら、これが実物の「4月の魚」Lucas ヴァージョン!!
いろいろ色を塗ったりもするらしいけど。

このお魚くんのくちびる、なんともいえず愛嬌がある。



写真をブログに載せてもいい?って聞いたら、彼「考えとくよ。」だって。


Arthur... なんてお茶目さん!大好き♪


工事中。Aux travaux
男たちで穴を掘って掘って掘って掘りまくったらしい。


いつもテーブルの上には花があるって素敵。これは水仙。Les jonquilles


週末の家族パーティー。

こんな風に、フランスではしょっちゅう家族・親戚が集まって
ランチ petit déjeuner やディナー dîner をいっしょにとったり、
パーティー fête をしたり。

おいしいものを囲んで、おしゃべりはつきない!

これは、Rochefort に住む、ママンの弟 Jean-Michel の家にて。



まずは食事の前に、アペリティフ。
みんなで食前酒片手に、おしゃべりで盛り上がります。
だいたい、スナック菓子やピーナツ cacahouète が供されます。



お食事。テーブルの奥に、山盛りの牡蛎が見えますか?
Rochefort は牡蛎の名産地らしい。
だから、Jean-Michel 一家はナマ牡蛎をもりもり食べますが、
海から離れたところにすむ Maillet 家(アンちゃんファミリー)はちょっと苦手みたいです・・・
食べるのはいつもパパばっかり。


フランソワーズと孫のアルテュール Françoise et Arthur
フランソワーズは若いから、息子に見えちゃう。



ヘンな顔〜! Grimace d'Arthur !


リュカとアルテュール。Lucas et Arthur
カメさんごっこしてるのかと思ったら、Lucas は海の波のように動き、Arthur は泳ぐひとなんだって。



いつまでもラブラブなエルヴェとアレックス。Hervé et Alexandra
この夫婦、ふたりとも歯医者さんです。



クレールとクロエ。Claire et Chloé
Hervé と Alexandra の長女 Chloé, Star Académie が大好きなアイドル志望。
最近、歯の矯正具をつけ始めました。いいよね、両親が歯医者さんって。



Claire とその彼氏、サミール。Claire et Samir
igi ari ! なんてタイトルがつけられてたから不思議に思ってきいたら、
日本のなんかで見た裁判の「異議あり!」を思い出したからなんだって。



ああああー!!! Occhi, mon amour !
なんて寂しそうな目をしてるの・・・
(みんなの出発前かしら?彼はいつもお留守番だから・・・)


ひさびさに、フランスからの写真。

ちょっとー、フランスに帰りたーい!
ふつうにお庭で見られる花たち・・・癒されます。

アンちゃんが、このブログでみなさんに紹介できるようにと
送ってくれました。目の保養に、どうぞ。



これは、アーモンドの木 Amandier


ママンの椿 Camélia de maman


クロッカス Crocus


花・・・hana ってタイトルつけてくれたアンちゃん。なんの花?


プラムの花。Prunus ってタイトルだったけど。。。辞書にない!
プラムの木は prunier, プラムは prune, じゃ、プラムの花って意味?



チューリップ!雨に濡れて、開いちゃったんだって。Tulipe trop mouillée


スミレ・・・これも雨に濡れすぎちゃった。Violettes


Vieux chêne = カシ・カシワ・ナラなど・・・
とにかく、どんぐりを落としてくれる木です!500歳くらいだそう。

samedi 1 avril 2006

「四月の魚」

今日はエイプリル・フールだね!
みんな、どんないたずらした?

って、もうそんな年でもないか・・・

エイプリル・フールのことを、フランス語では
LE POISSON D'AVRIL「四月の魚」っていうのです。

なんでー?
気になるかたは「学校行かずにフランス語!」の
『どうして「4月の魚」なの? 』をご覧くださいませ♪


ただの広告でした♪
ごめんあそばせ・・・

mercredi 29 mars 2006

「アリとキリギリス」の真実 その2


さてさて、そんなある日、偶然にも鹿島氏は 知り合いの書いた本の一節にまた驚かされることになります。 それはフランス語の先生でフランス人を奥様にもつ、 大矢タカヤス氏の「バイカルチャーものがたり」という本。


そのエピソードというのが、彼ら夫婦がシャンティイの森に
ピクニックに出かけたときのこと。
しんと静まりかえったその場所で、奥さんが突然こう叫んだそう。
cigale !

このことばに驚いた大矢氏。
「なにをバカなことを」と思いつつ、ふとそれが、
リーンとかジージーと鳴いている虫たちのことだと気づいたそう。

そして彼は鹿島氏と同じように、家に帰るなり
ラ・フォンテーヌの寓話を引っぱり出して、
そこに描かれた絵がどう見てもコオロギかゴキブリにしか
見えないことを発見します。

そして次に彼は、バルザックやサガンなどの小説の中で、
cigale が茂みの中や河原で鳴いていたことを思い出すのです。

さて、これはどういうことか?


バルザックやサガンのように、パリなど北フランス出身の作家たちはみな、
cigale といえばコオロギやキリギリスのような、
秋に鳴く虫たちのことを思い浮かべていたのです。
北フランス、シャンパーニュ地方出身のラ・フォンテーヌもまたしかり。

セミ cigale の語源はラテン語のcicadaで、意味は「鳴く虫」。
そして、このことばが入ってきた時点で、北フランスにはセミは存在しなかった。
でも、ファーブルの住んでいた南フランスにはセミは存在していた。

それで、このような地方によってちがう解釈が起こったのだそう。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

これ、わたしの中ではものすごーい大発見で、
(といっても本を読んでやっと分かったのですが)
喜び勇んでアントワーヌくんに報告したのですが、
このことについて知らなかったにもかかわらず、
彼にとってはそれほど興味をそそるはなしではなかったんです。

そうですよね、フランス人にとっては、
「アリとキリギリス」= La Cigale et La Fourmi がもう当たり前っていうか、
そういうもんだって疑問にも思わないんでしょうから。


あっさり、
「そんな虫の生態より、ぼくはそのエピソードのもつ
 教訓のほうがメッセージとして伝わってくるよ。」
と返されてしまいました。

そんなメッセージ、いくら鈍感なわたしだって分かります!
わたしだって、虫の生態について語りたいわけじゃありません。

でも、語源や、同じことばの意味の取り違えなんかの
ことばのもつおもしろさが、日本人のわたしにとっては
すごくすごく新鮮だったんです!


みなさん、どう思われますか?


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

本当はこの本をみなさんに読んでいただきたいくらい、
その謎を解き明かした経緯と、納得のいく説明が
詳しくされているのですが・・・。

ほかにも、フランスに関するいろいろな雑学が楽しめます。
(ちがうものもいくつかありますけど・・・)

まあ、興味のある方は読んでみてください。


セーラー服とエッフェル塔 文庫
鹿島 茂 / 文藝春秋

セーラー服とエッフェル塔 ハードカバー
鹿島 茂 / 文藝春秋

mardi 28 mars 2006

「アリとキリギリス」の真実 その1


今日はずーっと前から気になってた、
フランスの原版「アリとキリギリス」のおはなしについて。

これはわたしのもうひとつのブログ
学校行かずにフランス語!」からの転載で申し訳ないんですけど、
わたしにとってはすごく衝撃的な事実を知ってしまったので、
ぜひここでもご紹介したいと思って。

ちょっと長いのですが、興味のある方は読んでみてください。


「アリとキリギリス」って、原題は La Cigale et La Fourmi といいます。

fourmi とはアリのことなんですが、cigale って、セミなんです。


アントワーヌくんとは、よく寓話 fable について話すんですが、
「アリとキリギリス」の話をするたびに、なにかかみ合わない。

だいたい、La Cigale et La Fourmi ってところから、わたしは勝手な想像で
「日本にこの寓話がはいってきた段階で訳す人が間違えたのか、
 伝言ゲームみたいにことばが入れ替わっちゃったんだろう」
ぐらいにしか考えていなかったのです。
(実際、鹿島氏も事実を知るまでそう信じていたそう。)

でも、おはなしの内容はだいたい同じ。

それだったら、ひと夏で死んでしまうセミが
冬じたくの心配をする必要もないし、
アリのところに助けを求めに行くなんてあり得ない。

しかもこのセミ、地をはいつくばって生きている。
空を飛ぶ羽をもつセミが?

去年読んだ鹿島茂氏(フランス文学・文芸部教授であり翻訳家)の
著書「