lundi 17 septembre 2007
パリのメトロの入り口には、そこここにとびらがある。
どんなに朝の忙しい時間でも、次のひとが通るまで、
パリのひとびとはドアを押さえて待っている。
結構距離があるな、ってときも、待っていてくれる。
とびらは後ろのひとにバトンのように渡され、
それが延々つづいている。
メトロに限らず、デパートでもブティックでも、
とびらがあれば、押さえて待っていてくれる。
それが条件反射なのかもしれないけれど、
わたしはこの「次のひとにバトン・タッチする」的な行為が好きだ。
日本ではあまり考えられないことだ。
もちろん、そういう習慣をもつひとたちも多いけれど、
すぐ後ろにいるのにバタンと閉められて、
とびらが鼻先をかすめてギョッとすることも少なくない。
本質的に、わたしはフランス人の国民性というか、
考え方が大好きだ。
初めてのパリ旅行では、最初の3日間はものすごくブルーだった。
わたしが日本人だからって、バカにされている気さえした。
ことばも通じなかったし、プチ・パリ症候群だった。
でも、4日目あたりからかわってきた。
自分が日本人だからって、なんて考えるほうが差別じゃないか。
そう思ったらだいぶ気が楽になって、
お店に入ったり、ひとにものを尋ねるのがものすごく楽しかった。
お気に入りのブティックもできて、片ことでおしゃべりした。
つづく・・・




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