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2006年02月04日 Archive

::: ぽってぃんのつうしんぼ。 :::

で、肝心のぽってぃんはどうかというと・・・

フランスといえばクラシック・バレエの本場。
やっぱり親として気になるのは、あんまりたいそうなところに入れても、
本人のレベルがついていけなくて、途中でリタイアしちゃうんじゃないか、
挫折してそのまま撃沈しちゃったら・・・ってこと。

バレエが大好きで大好きで、怒られて泣いても落ち込んでも
あきらめないで続けてるのは、うちの家系で彼女だけだし。

でも、嬉しいことに先生からこんなお言葉が。
「今のハナだったら、どーこ行ったって大丈夫だから!」
涙が出そうになりました。絶対お世辞なんかいわない先生だから、なおさら。


わたしが去年の秋、フランスに発つ前後のこと。
彼女はバレエでとことん怒られて、めずらしくずっと落ち込んでいました。
理由を聞かれるのもいやなくらいに、ひとりで部屋にこもって考えてる。
「やめたい」といったのもこのときがはじめて。

このままの状態の彼女をおいて、発表会直前まで母親がいないってのは
ずいぶんかわいそうだと思いましたが、もう予定は変えられません。


そして、フランスに着いて3日目の国際電話で、
彼女はめずらしくわたしの前で「帰ってきて」と大泣きしました。
お互い、親離れ子離れができてなくて、つらかった・・・。


そんな厳しい練習のつづくある日、みんなで浦安にバレエを見に行った彼女。

会場でひとり、後ろに立って観ていた彼女を気にかけて、
先生が話しかけてくれたそう。

そのときぽってぃんはわたしが今フランスにいること、
自分もフランスに行かなければならないけれど行きたくないことなど、
いつもは先生が怖くて言えなかったことを打ち明けたらしい。

先生は、
「すごいじゃん、ハナ!みんな、留学したくってもできなかったり、
 悩んだりしているのに、ハナは普通にフランスに行けちゃうんだよ!」
みたいなことをいってくれたそう。

その日から、彼女は変わりました。

先生によれば、今まで、先生の注意が右から左へ抜けちゃったり、
自信がなくておともだちに引け目を感じていたりしたのが、
自分は自分、と自信がついたのか、ぐんぐん上達したそうです。

惜しくもソリストの座は降ろされてしまったけれど、
たくさんのことを学んだのでしょう。


そして、いつもいつも、必ずわたしが長い間いないときや、
大きな環境の変化があったときに、つうしんぼまで上がってしまうぽってぃん。
ママ、いない方がよくない?

わたしはエリート志向が大嫌いなので、
本人がどうしてもやりたくておばあちゃんにお願いした進研ゼミについて、
「チャレンジ、お金払ってんのわかってる?」と脅すくらいで
勉強しろといった試しがないからなぁ。

2002年に「学校の勉強より人生経験のほうが大切」と
学校をひと月休ませてフランスに無理矢理連れていったときも、
なぜか通知票が倍くらいよくなってました。
特に右側の、「協調性」とか「積極性、責任感」なんかの欄。
ほとんど全部に○がついてた。ひと月も欠席したのに?
学校、行かない方がよくない?


理解ある先生がたにもがんばり屋さんのぽってぃんにも、心から感謝しています。

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::: バレエ教室にて。 :::

こないだぽってぃんのバレエ教室に行ってきました。
「くるみ割り」の発表会の写真ができたんです♪

プロが撮ってくれてるから、すごくいい写真ばっかりなんだけど、
普通の大きさでさえ1枚700円+消費税だから、
厳選に厳選を重ねないとえらいことになっちゃう。


写真を選び終わって、先生とお話しすることができました。

「フランスに行ってもバレエを続けたいっていってるんですけど・・・」
といいおわらないうちに、「ジェニファー・グーベ!」と先生が即答。

ジェニファー・グーベというのは、パリのオペラ座のエトワールだそうで、
彼女のディレクションしているのが、パリの凱旋門近くにある
GOUBÉ EUROPEAN DANCE CENTER です。
先生は、若い頃にそこに留学していたそう。

そして彼女は、自分のクラスの先生に「日本人」というだけで毛嫌いされ、
注意されるときも汚いものをつまむように腕をつままれたりしていたそう。
クラスに出るのが嫌でたまらなくて、下のクラスに出ていたそうです。


ある日、下のクラスの先生から、
「あなたは力があるんだからここにいてはだめ」といわれて、
自分のクラスに戻った彼女。

ふと「あたしは日本人なのよ!」と開き直って、日本語で怒鳴ったそう。
「どうしてバレエをやっている人間同士がそうやって差別するの!」と。

それからは、つままれながら注意されるのが嫌なら
自分が注意されないようになればいい、とものすごくがんばったそうです。


今ぽってぃんやほかの子どもたち、お母さんたちが尊敬してやまない彼女にも、
フランスでのそんな苦い体験があったのだと思うと、とても励まされます。

彼女はとてもとても輝いている、憧れの女性です。

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KiKi Maillet
KiKi Maillet


1970年6月
KiKi 日本に生まれる

1976年12月
Antoine くんフランスに生まれる

1993年2月
長女・Papillonette 出産

1997年5月
KiKi, 初めての海外旅行で Paris へ

2002年
Antoine くんと KiKi 出会う

2005年1月31日
Antoine くんとの記念日

2008年12月
KiKi, Paris 郊外・Courbevoie に移住

2009年1月24日
Châtellerault にてめでたく入籍予定

Bienvenue !!



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