jeudi 8 janvier 2004
カフェにいる間、絵描きさんが何人も、「似顔絵を描いてやる」って寄ってきた。
だから、"Je suis complètement fauchée !"(わたしは一文無しです!)
って言ったら、フランス人のともだちは大笑い。
きみはいいフランス語を知ってる、だって。
絵描きさんだけは、ぶすーっとしてたけど。からかわれたと思ったのかな。
だって、本当に一文無しだったら、カフェなんか入れないっつーの!
いまだに、それは笑い話です。
でも、前回のパリ旅行では、まんまとやられちゃったんです。
向こうも必死ですからね。
テルトル広場でぼーっとサクレ=クールを眺めていたら、
急に絵描きさんが寄ってきて、
「はい、似顔絵描いてやったから500フラン」
・・・・・・!
この人、わたしの知らない間に、勝手に似顔絵描いてたんです。
500フランていったら、1万円強です!
そんなの、払えるわけありません。
「気をつけろよ」って主人がわたしを怒ってるスキに、
別の絵描きさんが今度は主人のところへ。
ふたりして500フランずつ請求されちゃって、
わたしはあたふたしてたら、主人は迷わずお財布を広げてみせて、
「ほら、これだけしかないんだよ」。
見れば、お財布の中には小銭ばかりが。
彼は、こんなときのために、靴の中にお札を隠しておいたのです。お見事!
おかげで、絵描きさんたちの方がわたしたちに同情してくれて、
「それなら、コーラが飲める分だけお金をくれればいいよ」だって。
記念になるおみやげもできたし、なんだか得しちゃった!




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